昨年末、1歳の子供を連れて外出してた時に事故は起こってしまいました。
お店の方の言葉をすっかり信じ込んでしまい、つい2?3分目を話した瞬間に、尋常ではない娘の鳴き声が。
部屋の隅に置いてあった(らしい)備品が原因で、下半身に大火傷を負ってしまったのです。
お店の人は1歳の娘に対して、のーんびりとした口調で「大丈夫だよー」となんども言っていて、一瞬私も惑わされそうになたのですが触ってみると、服もオムツも肌も熱されて「熱い!」必死だった私は、考える余裕もなく「何か冷やすもの持って来てください!!」と叫んでいました。
そして微妙に湿ったタオルを1枚だけ持って来た彼女が抑え出したのは、対して負傷していない部位のみ。
任せてたら死ぬ。
そう思い、「救急車を呼んでください!」と叫ぶ私。
オロオロしだした彼女は、どこかに姿をくらましてしまったので探しに行くとようやくしっかりしていそうな男性が、救急車を手配してくれていました。(後から知ったのですが、たまたま居合わせたお店の社長さんでした)
そんなこんなで結局、そのまま2ヶ月以上の入院生活が始まりました。
初めての怪我、初めての入院、娘の初めての食欲不振に高熱が続く状況に気が気ではなく
最初の1週間は不安でいっぱいで、私自身もとても神経質になってしまいましたが日を負うごとに症状が安定し、最終的には親子で入院生活を存分に堪能して、娘は病院や診療が大好きになりました。
現在も通院中ですが、「帰るよー」というと「イヤ」と言ってなかなか大変です。笑)
それはそうと、火傷自体はまだまだ跡があり、今後どうなるかわかりませんが、幸い臀部が主で目に見える場所ではなかったので少しホッとしつつも入院中・通院中・顔見知りに幾度となく浴びせられたこの言葉、「火傷?そりゃ、親の責任やね。」…私は、この言葉に、いぇ、この言葉を浴びせてくる人にとても疑問と憤りを感じてしまいました。

というのも、まず第一に、そんなことは本人が百も承知だということ。
そして、身内や友人など身近な人には一切言われなかった(きっと、一番思っているはず。)その言葉を浴びせて来たのが「ほぼほぼ初対面の60~80代の女性」だということ。
一人目は、たまたま病院ですれ違い際に声をかけて来たご年配の看護師。
二人目は、待合室でやたらと娘に構ってくるおばあさん。
三人目は、たまに声をかけてくる近所のスーパーの飲食店の店員さん。
親の責任だと思われることは仕方ありません。
でも、「あなた、誰ですか?」「わざわざそれをいうために質問したのですか?」「なんなんですか?」と、言いたいような人に急にそんなことを言われてしまうと腹が立って仕方ありません。
まぁ今はもう、「世代なんだろうなぁ」という感じで、言われても聞き流すようになりましたが…。やっぱり年相応に、言って良いことと悪いことや自分の立ち位置を理解できる大人として振 舞って欲しいなと思った苦い経験でした。