パート先で「みんなでブログを始めるからね」と宣言されました。
ブ、ブログですか。
もちろん存じてはおりますが、自分でやったことはありません。
念のために「私も参加するんでしょか」と聞いたところ、「当然!」と即答されてしまいました。
何でも、同じ業種の別のお店で従業員がブログを始めたところ、お客様が増えたという情報を得たらしいです。
でも、私はいまだにガラケー所有者ですから、他の人たちと同じようなことが出来るのか不安です。
その通りに伝えたところ、「その昔はみんなガラケーでブログをやってたんだから、なんの心配もない」と言い切られてしまいました。
ですが、いったい私の何を書けというのでしょう。
「一番簡単なのは、その日に食べたものの写真を撮影してアップするのよ。記事は適当で構わないから」
食べたものって、私はランチに出掛けるわけでもないし、オシャレなスイーツをおやつにしているわけでもありません。
「朝ごはんとか、子供に作ったお弁当とかでいいのよ」
いやいや、ご飯と味噌汁に適当なおかずだけという朝ごはんで世間に恥を晒すわけにはいきません。
子供だって嫌がるに違いないです。
「あのね、そんなに真剣に眺める人はいないから心配ないのよ。適当でいいから」
適当にお仕事のブログですか・・・。
納得はいかないものの、持ち回りだから私に回ってくる頻度は2週間に1回程度です。
まあ、そのくらいならお付き合いできるかも。
そして、私の番となりました。
因みに先陣をきった先輩方のブログには、食べたものや通勤途中に撮影した夕焼けなどが載っていました。
本音は「こんなの読んでお客さんが増えたら世話ないわ」です。
仕方がないので、お店で売っている商品を写真にとって「オススメです」とコメントしてみました。
すると次の日。
私的オススメ商品がどんどん売れていきます。
先輩方には「ブログを始めてよかったわね」と喜んでもらえましたが、内心はもうやりたくない気持ちでいっぱいです。
ブログの底力というか、怖さを知りました。
そして、やっぱり家のご飯は写真に撮るまいと心に決めました。
少し気になったので友人知人がやっているブログをよく見るようになりました。
皆さん写真も上手に撮影してブログ書いてますねえ。
奈良市のふぐ照さんのすっぽん料理の記事の写真が綺麗すぎてなまなましかったです。
