
の勤める会社が新規事業を立ち上げるということで、夫がプロジェクトの責任者になったことがありました。
そこで問題になったのが新規事業のホームページでした。
社長の意向で、色やデザインに細かい指示があったのですが、ホームページ作成の会社に頼むのに、30万円という制約がありました。
何件もあたりましたが、みんな渋い顔をするだけで話が前に進むことはありませんでした。
企業としては中堅規模の教育系の会社でしたが中小企業ということで、新規事業にそこまでの投資はできないという判断でした。
家でも頭を抱えている夫でした。
私は実家の会社のホームページ作成の経験からのアドバイスをしました。
「会社の中にホームページ作成できるスキルの人が必ずいるはず。私のようなど素人でも、ソフトがあればホームページを作れるのだから、社員を当たればいいじゃない?」夫はその言葉に顔を蒸気させて、「それだ!」というと早速次の会議で提案してみたそうです。
理系の社員が数人名乗り出てくれたそうで新規事業のホームページは無事に形になりました。
クオリティはかつて私がお遊び半分で実家の手伝いで、ホームページを作ったレベルの 100倍は良かったです。
すこし手作り感は残りましたが十分プロが介入していると思える程の内容でした。
社員の結束も 高まったそうで、本当に良かったと思いました。
また今回ホームページに携わった社員には、報奨金が出たそうです。
数万程度のようでしたが、会社としてもコストカットできたし社員も嬉しい臨時収入で、みんなが得をしたと思います。
と、いうような話をあとからたまたま知り合いになった、奈良でホームページ制作業全般を行っている会社の役員の方に話をしたところちっともコストカットにはなってないと言われてしまいました。
業者にも値段がいろいろありますが、通常30万円ぐらいのホームページなら一般的に、納期が一か月ぐらい。
それを本職で無い、少しパソコン操作が出来て、廉価のホームページ作成ソフトで作ると下手したら二か月ぐらいはかかるらしいです。
では、その担当した人の人件費は???
また、通常ホームページ制作会社などでは高価なプロ用のグラフィックソフトを使ってますが、当然ながらそれらも使えるわけもないので、しあがりもそれなりになると。
うーん。なかなかに難しいですね。